残り火・鬼百合を見上げて・手のひらの優しさ
残り火
作詞・作曲 磯山純/編曲・Cho. マシコタツロウ
沈む夕陽に 涙こぼれ落ちた
蓋をして押さえた心が 堰を切り溢れ出した
何を諦め 何から逃げた
自分殺して 死ぬように生きた
まだ燻る残り火が 僅かでも輝くなら
風を起こし舞い上がれ 立ち上がる今ここから
愛した貴方は 遠く空の彼方
恥じることなどなく生きてく 誓いはすぐに破った
餌待つだけの 檻のライオン
遠くに吠えろ 心を吠えろ
胸に残る傷跡は 芽生えるためにあるから
風を起こし舞い上がれ 命燃やして生き抜け
無感動に生きて 平気なふりをして
ヘラヘラ笑える僕が嫌いだ
希望を築くんだ 明日へと灯すんだ 夢を抱いて
生きろ
まだ燻る残り火が 僅かでも輝くなら
風を起こし舞い上がれ 立ち上がる今ここから
胸に残る傷跡は 芽生えるためにあるから
風を起こし舞い上がれ 命燃やして生き抜け
命燃やして生き抜け
鬼百合を見上げて
作詞 磯山純/作曲・編曲 マシコタツロウ
縁側に絵の具広げ 鬼百合の絵を描いた
上手ねとそっと覗き込んだ 優しい声
あなたのいない世界に 少しずつ慣れていった
だけどふと寂しくもなるよ 頬伝う涙1つ
あなたに見えてますか 今でもここにいます
今年も朱い鬼百合が 風に揺れている
何かを悟ったように ポツリと言ってくれた
想いのままにいけばいいと ポツリと言った
偉かったねと言ってよ 頑張ったねと言ってよ
伝えたいことが出来たんだよ 届かない言葉2つ
いつかはきっと来ると 誰にも訪れると
あんなに分かっていたのに 分かってたはずなのに
蝶々がひらり飛んで 鬼百合の花にとまる
愛された記憶がまた 胸に蘇るよ
あなたの笑顔が今 鬼百合と重なった
零余子が芽を伸ばして 命が生まれ育つ
あなたがくれたこの愛を 注ぎ生きていく
鬼百合を見上げて
手のひらの優しさ
作詞・作曲・編曲 マシコタツロウ
特別なことじゃない だけど柔らかい陽のような
君との毎日が
思い出になったから 抱きしめてくれた温度も
嬉しくて懐かしい
さみしくない なんて 強がりになるけど
つながる明日へ 今度は僕が行こう
君がくれた想いを 全てのものや風景に
感じている それだけで 勇気が湧くよ
僕がもしも疲れて うつむいてしまう時には
あの日のように教えてよ 手のひらに残る優しさで
涙かくしてたのに 覗き込む君の笑顔に
こらえきれず泣いた
そんな時に君は 遠くを指差して
次の光へ いつでも連れ出した
君と僕で歩いた 水平線が包む道
あの日のような夕焼けに 僕の影だけ
⻑く伸びた手足を 思い切り大げさに振って
君が心配しないように ここから進むよ 見ていてね
ああ もしも もう一度でも
会えたら 一言だけ伝えたい
「ありがとう」
君がくれた想いを 全てのものや風景に
感じている それだけで 勇気が湧くよ
僕がもしも疲れて うつむいてしまう時には
あの日のように教えてよ 手のひらに残る優しさで